腎臓・人工透析内科

腎臓・人工透析内科 透析室は、ベッド数22床(個室1床)、定員80名です。慢性腎不全により維持透析を必要とする患者様に対して、血液透析を実施しております。
 当院で透析医療を受けておられる患者様について、万が一入院加療が必要な状態になられた場合でも、スムーズに当院へ入院して頂けるよう配慮しています。

曜日時間
透析日: 月曜日~土曜日
※祝日も行っています。
 9:00~15:00

時間月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日
昼の部
       

腎臓・人工透析内科

腎臓・人工透析内科 透析室スタッフは、様々な職種で構成され各種の専門職がそれぞれの特技を生かして業務を分担しています。特にフットケアには力を入れ、糖尿病療養指導士の活躍のもと糖尿病合併管理料を取得しています。
 また、患者様が自己実現を目指す活動を行うことを目標に、治療を円滑に継続できるように、必要時には援助を行い、患者さまのセルフケアを支援しています。

部長 出路 奈緒子

日本内科学会認定内科医
日本内科学会認定総合内科専門医
日本腎臓学会認定腎臓専門医・指導医
日本透析医学会認定透析専門医
日本プライマリ・ケア連合学会認定医
日本医師会認定産業医

医師 安田 和弘
医師 清水 さやか

日本内科学会認定内科医
日本内科学会認定総合内科専門医




医師 陳 文

日本内科学会認定医
日本糖尿病学会
日本内分泌学会
日本透析学会

医師:荒木 久澄

看護師:

透析療法指導師 1名
透析技術認定士 2名
フット研修認定 2名

各専門分野を講習し受講した透析スタッフが在籍しております。

臨時透析について

受付時間:9時~17時(土・日・祝を除く)

~医療機関様へ~

当院では、透析患者様の都合やかかりつけクリニックを都合等により、貴院において通常透析が困難な場合に、当院での臨時透析をお受けいたします。
ご希望される場合は、事前申し込みが必要となりますので、下記の手順にてお手続きをお願いします。

①当院(地域医療連携課)へ連絡 TEL:077-587-4432(直)
②臨時透析日時調整・決定
③診療情報提供書などを地域医療連携課に情報提供する

[準備物]
 ・診療情報提供書
 ・看護サマリー
 ・透析経過記録用紙(直近3回分)

~ご希望される患者様へ~

当院では、旅行や出張などで野洲市にお越しになられた透析患者様の臨時透析をお受けしております。臨時透析を希望される場合は、事前申し込みが必要となりますので、下記の手順にてお手続きをお願いします。

①当院へ連絡 TEL:077-587-1332(音声案内 1番 ※透析室への転送をお伝えください)
②透析室にて受付
③決定した日時をかかりつけ医に伝える
④かかりつけ医より診療情報提供書などを地域医療連携課に情報提供する
⑤臨時透析予約日日時に当院に来院

[準備物]
 ・診療情報提供書
 ・看護サマリー
 ・透析経過記録用紙(直近3回分)

1)患者様参画型災害訓練

透析中の災害を想定した訓練を患者様と共に毎年行っております。
 災害訓練を継続することで、スタッフと患者様の災害医療の能力が高まり「災害に強い透析室」を作っていきたいと考えております。

2)透析中のフットケア

透析室では末梢循環不全の早期発見のために、定期的にフットチェックをしています。月平均20回のフットチェックとケアを行っています。糖尿病のある患者さんに対しては「糖尿病療養指導師」と一緒にチェックを行っています。爪を切ったり、足を洗ったり、乾燥に対して保湿剤を塗布するといったケアも行っています。

フットケアパンフレット

3)透析中の運動療法

看護師、臨床工学技士、理学療法士が補助を行いながら、ストレッチ・筋力トレーニング・エアロバイク(エルゴメータ)を利用した、透析中の運動療法を行っております。

4)透析機器と治療について

透析液供給装置
NCS-V(ニプロ株式会社)
透析液供給装置前にパイロピュアー(エンドトキシン補足フィルタ)を装着
透析液溶解装置
NPS-40(ニプロ株式会社)
RO装置(逆浸透水処理装置
MH255C-H(日本ウォターシステム株式会社)
透析監視装置
NCU-8、NCV-1、NDF-01
 全透析監視装置にCF-609(エンドトキシン補足フィルタ)を装着

NCS-V
オフラインHDF装置

LDLアフェレシス

LDLアフェレシスとは、動脈硬化などに関わる血漿中の過剰なLDL(悪玉)コレステロールなどを除去し、血流の改善を図ります。
適応疾患には、閉塞性動脈硬化症(ASO)、家族性高コレステロール血症(FH)、巣状糸球体硬化症(FGS)、全身性エリテマトーデス(SLE)があります。

LDLアフェレシス
LDLアフェレシス(DFサーモ)

その他の治療

潰瘍性大腸炎に対する白血球除去法(LCAP)、敗血症性ショックに対するエンドトキシン吸着療法(PMX-DHP)、急性腎不全に対する腎代替療法(CRRT)、腹水濾過濃縮療法など病態に応じた治療を実施しています。

CHDF
PMX-DHP療法